西野つかさを応援するスレ Part99

697 名前：(=ﾟωﾟ)ﾉ ◆GttM2UqcVo 投稿日：04/07/09 14:06 ID:UB+e3OFB

いちご100％　第116話「あの娘のスキャンダル」

外村が作った美少女サイト「めろん100％」内の「Tsukasa's Room」を見ている真中、外村、小宮山の三人。
外村の話によると、昨日から西野のところばかり異常にアクセスが増えているという。
しかも、使徒に届くメールに「つかさちゃん結婚しないでーっ」ってばっかりだという。

学校帰りにケーキ屋に寄る桜海学園の生徒達。みんな情報誌に紹介されていた美形のウェイターを見に来たのだが、
つかさはウエイターに目もくれず、真剣にケーキの味を批評している。
その情報誌の今月号にはパティスリー鶴屋の看板娘としてつかさが大々的に紹介されていた。
その頃、鶴屋の前には雑誌を見て西野を一目見ようとやってきた男たちで大混雑。
そこにつかさがやってきた。
「いつの間に取材受けてたんですか!!」
「しかも婚約って…。日暮さんまだ日本に戻ってきてもないのに!!」
つかさが現れたことにより、店の前の群衆がますますエキサイトしているので、つかさは店長とトモコと一緒に店の奥に隠れる。
トモコ「結婚話が持ち上がってるってあたしに相談してくれてもいーのに！」「水くさいなー」
つかさ「最初に相談しようと思った人と話すタイミング逃しちゃったからどーでもよくなっちゃって…」

鶴屋前の混雑ぶりに、呆然とたたずむ真中たち三人。
真中「今日のところは出直すか」
外村「だけど結婚のハナシは──」
真中「雑誌なんて面白けりゃ根も葉もねーこと書きそうじゃん」
　　　（もし事実なら、俺に直接話してくれたっていいと思うし…）
つかさ（もし記事の内容を知っても、気になるなら淳平くんから尋ねてくるよね）
真中（だけどもし、これが本当だとしたら俺は…）

数日後。桜海学園の前に集まる西野のファンたち。その数ざっと100人。
　「学校にもバイト先にも迷惑かけてるのにアタシ許せないよ！」
つかさはしびれをキラして校門へと駆け出す。
トモコ「待ってよ！　危ない連中だっているかもしれないのに！」
群衆を前に「キミ達がどれだけみんなに迷惑かけてるかわかんないの!?」と本気で怒るつかさ。
その迫力に押されて男たちはスゴスゴと引き上げていく。
それを植え込みの影から見て「かぁっこいい…♥」と目を輝かせる唯。
つかさ「ほら…ね？」「いえばわかる人達なんだよ」
トモコ「こういっちゃなんだけど、男の人甘く見ない方がいいと思うよ」
　　　「女がどう強がっても男には力で勝てないんだよ？」
　　　「どーすんのよ、突然襲われたりしたら…さ」
つかさ「……。その時はヒーローが助けてくれるんじゃない？」

トモコと別れ鶴屋に向かうつかさ。
　「まあ確かに日暮さんの方がヒーローっぽいけどねぇー」
　「でもあたしのひーろーは…」
　「──全然音沙汰ないし。今何してんだろアイツ！」
学校から西野のあとを追いかけてきた唯が話しかけるタイミングを計っていると、
二人の男が西野を待ち伏せしていた。
つかさは気丈に反応するが、手や肩を捕まれて動けない。
西野のピンチに唯が男たちに飛びかかるが、難なく返り討ちにあう。
西野「その子には手を出すな！」
男「その条件飲んだらデートしてくれる？」
西野を連れて行く二人。唯は携帯で東城に電話し、そばにいた真中に助けを求める。
真中「うん…うん！　わかった。すぐ行くから!!」
つかさ（助けて…淳平くん）
日暮「おい！」「お前ら、その子どこ連れてく気だ？」
　　「俺の婚約者をよ」
つかさ「…ひ、日暮れさん…」
懸命に走る真中。はたしてつかさの危機に間に合うのか？

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