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西野つかさを応援するスレ Part91

220 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:04/05/06 22:05 ID:MA9hDjeA
yuukissさん大丈夫っすか?このスレyuukissさんなしじゃぁ
もりあがりません。養生してください。
てなわけで、アマゾンより、つかさタン応援レヴュー。
綾は2行かYO!
真中は成長してねえyo! なんてツッコミより
先に涙でディスプレイが濁ってしまった。。
河村センセにこのままFLとして送ってあげたい名レヴュー。



カスタマーレビュー
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やさしさ, 2004/05/06
レビュアー: こめり (プロフィールを見る)   とうきょう
この巻では、連載当初よりの二人のヒロインの性格付けがより顕著になります。
二人を優しさという見地からみると

東城:主人公を暖かく受け入れる・月光の如く主人公を柔かく包みこむ。
西野:母性的な愛情・献身的・陽光の如く照らし元気付ける。

東城がその薄絹のような優しさで主人公を暖かく包み込むのに対し、
西野の優しさは、特に一度別れた以降顕著になるのですが、母性すらを越えた、
まさしくアガペー(神の愛)とも言うべき様相を呈し始めます。
キリストが自らの死を以って示した自己犠牲的な、至高の愛。究極の愛情表現。
優しさや癒しを超えた、魂の救済。
主人公が迷い悩むとき、西野は彼の傍らに寄り添い、微笑ながら背中を押すのです。
「君は君でいいんだよ」と。
主人公はその言葉に勇気付けられ、一歩ずつ少年としての成長をしていくのです。

西野は一人の女性として主人公に対して一途な想いを抱き、
彼に愛されることを願います。
しかし、彼女の持ってしまったアガペー的な愛は、
一人の女の子にはある種の残酷さを強要します。
西野は常に自分を抑制し、自らの心を傷つけながらも彼と彼の夢を応援し、
肯定し続けるのです。
「自分が愛される」ことよりも「彼を守る」ことを優先してしまうのです。
彼女は彼の愛を求めながらも、その愛情の偉大さ故に自らを傷つけてしまいます。
[このジレンマが読者にとって西野の最大の魅力なのでしょう]

そのため彼女の微笑には、
主人公を応援するポジティブさの中に
常にどこか寂しげで痛々しい哀切さが含まれてしまいます。
物語の終盤、もし主人公が彼女以外の女性を選んでも、
彼女は微笑みながら彼の背中を優しく押してあげるのでしょう。
しかし、私は彼女が最後には真に自分の為に微笑んで欲しいと思います。
我々は普段太陽の恩恵を気にしないで生活しています。
しかし太陽の無い世界は闇に包まれます。
傍らの太陽の素晴らしさに気づける人間になるよう頑張れよ、淳平君!


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